近所の裏庭に打ち棄てられている真っ赤な革のソファー。 昨日の空に訪問してきた雪たちが、今朝の太陽と挨拶して立ち去ったあと、 そのソファーの上にだけまだ少し雪が残っていた。 座り心地がお気に召したのだろう。 ソファーも純白の主を迎え誇らしげだ。 …
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